獣医学科は6年制なので、同級生とは6年間にわたり大学生活で苦楽を共にすることになります。
また、1学年の人数は、私立大学の多いところでも120人、国公立大学では概ね30〜40人という少なさ！
結果として、嫌でも仲良くなり、濃い青春の6年間を過ごす仲間となります。
勉強もあるけれど、サークル活動やバイト、恋愛など、大学生ならではの生活も楽しみですよね。
今回は、勉強を抜きにした獣医学生の学生生活について紹介していきます。
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獣医学科に入学してくる人は、どんなタイプの人が多いの？
私の知る限り、獣医学科はのんびりした雰囲気の大学がほとんどだと思います。
獣医学科に入学してくる人は、基本的に動物好きなので、優しかったり、自然が好きだったり、穏やかな心の持ち主ばかりだからです。
そのため、チャラチャラしていたり、派手な感じの人はほとんどいません。
華やかさはないかもしれませんが、決して「暗い」とか「ガリ勉」といった雰囲気ではなく、健康的で元気な明るい人が多いですよ。
大学受験で難関を突破してきたとは思えないほど、おバカなキャラクターの人も学年に1人は必ずいる・・・ような気がします。
個性的な面白い仲間にきっと出会えると思うので、これから獣医学科を目指す人は楽しみにしていてください。
サークルや部活には参加できるの？
はい、もちろんです。
獣医学科は確かに勉強も大変で、実験や実習が始まると多忙になってサークルや部活動に充てられる時間が減ってしまうのは事実ですが、私の大学でもほぼ全員が何かしらのサークル、部活動に参加していました。
サークルや部活動は、他大学や他学科に交友関係が広がるきっかけにもなりますので、大学生活を楽しむためにも参加すると良いと思います。
中には、獣医学科の学生だけが集まっている“獣医サークル”のようなものもあり、先輩から代々、試験問題の過去問や、まとめノートなどの情報が伝承されていました。
よくまとめれれたノートや過去問は、みんなが欲しがる情報なので、先輩とコネのある同級生は試験前になると特に重宝がられたりします。
アルバイトはどれくらいできるの？
授業やサークル・部活動との兼合いで、どれくらいアルバイトに時間を充てられるかは変わってくると思います。
一般的に、3年生くらいから授業に実験や実習が入ってくるのですが、これらは終わる時間が遅くなったり、何時に終わるか先が見えないこともあり、アルバイトの時間の都合がつけにくくなります。
そのため、学年が上がるにつれて、だんだんアルバイトに充てられる時間が少なくなってきます。
私が大学生の時は、登録制のアルバイトをしていて、試験前はアルバイトはせずに勉強に集中するようにしたり、夏休みなど時間がある時は積極的にシフトを入れて働いたりと、スケジュールを調整しながらアルバイトしていました。
卒業前までアルバイトを続けることは可能ですが、アルバイトのし過ぎで留年したり国家試験に落ちてしまったり・・・というようなことがないように、上手くコントロールすることが大切です。
→アルバイトについての詳しい記事はこちらもどうぞ！
獣医学生の恋愛事情は？
もちろん獣医学生も恋愛するのは当たり前ですが、皆さんが気になるのは、 獣医学生同士の恋愛ではないでしょうか？
実際、獣医学生同士の恋愛は多いです。私の同級生でも、同級生同士だったり先輩とだったり、獣医師同士で付き合っていて結婚したカップルは何組かいます。
特に、動物病院で働く獣医師同士が結婚して、自分たちの動物病院を開業するというパターンは定番と言えるかもしれません。
6年間も大学生活を一緒に過ごすので、仲良くなるのはもちろん、獣医師は多忙なので、就職してからも獣医師同士の方がお互いの状況を理解しやすいという理由が挙げられると思います。
また、動物病院の開業を目指す場合、資金面や従業員のことを考えると、「2人で一緒に開業する」のが一番の近道でもあります。
ただし、夫婦で開業したものの、毎日顔を合わせるうちに不仲になり、離婚・・・という話も聞きますので、何がベストなのかは人それぞれですよね。恋愛は好きになってしまったら、どうしようもないですから。
充実した6年間を！
今回は、獣医学生の学生生活についてご紹介してきました。
あなたが獣医学生になったら、個性的な仲間と出会い、貴重な6年間になること間違いありません。大学でできた友達は本当に一生モノです。同じ獣医師として、卒業してからも頼りになる仲間でい続けてくれます。
他の学科では味わえないような、濃密で楽しい大学生活が待っていますので、合格目指して頑張ってくださいね。
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