ハムスターの冬の寒さ対策12選!温度管理に使えるグッズまとめ!

毛布の中で暖まるキンクマハムスター

どうも!元獣医師のにぼしです。

突然ですが、あなたは寒さに強い方ですか?

私は冷え性なので、冬が近づくと職場にひざ掛けを持ち込んだり、やたらと生姜料理を食べて体を温めることに執着し始めます。

人間と同じく、ハムスターにだって冬支度は必要。

寒すぎたり気温差が大きいとハムスターが体調を崩してしまうことも。

寒さ対策をしてあげるにも、ハムスターを飼育して初めて冬を越す場合は、どんな対策をすればよいのか、飼い主さんとしてもちょっと不安ですよね。

そこで、この記事では元獣医師のにぼしが、ハムスターの寒さ対策をご紹介します。

お留守番させる場合の寒さ対策や、気になる電気代についても調べたので、一緒に確認していきましょう。

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冬の飼い方では温度管理に注意するべし!

ハムスターにとっての適温は何℃くらいかご存知ですか?

ハムスターが快適に過ごせる気温の条件は、

  • 20℃~26℃
  • 一日の中で温度差が少ないこと

の2つ。

ハムスターは10℃以下の寒さが続くと冬眠してしまったり、一日で10℃以上の温度差があると体調を崩しやすくなってしまいます。

特に冬眠は『【緊急対処法】ハムスターの擬似冬眠!見分け方・起こし方ガイド!』で紹介したように、最悪の場合ハムスターが命を落とす恐れもあり、飼い主さんとしては絶対に避けたいですよね。

【緊急対処法】ハムスターの擬似冬眠!見分け方・起こし方ガイド!

2016.12.09

野生のハムスターは地中に掘った穴の中で寒さを凌ぐことができますが、ケージの中で暮らすペットのハムスターは、自力で寒さから逃れるには限界があります。

あなたのハムちゃんが快適・健康に過ごせるように、冬の間は温度管理に気を付けてあげましょう。

ハムスターの寒さ対策を始める時期

それでは、具体的にはいつ頃から寒さ対策を始めるべきなのでしょうか?

安心なのは、気温差が大きくなってくる秋が深まった頃、9月末頃から用心しておくことです。

なぜなら、この時期はまだ残暑で暑いなぁ~と思っていたら突然夜に冷え込んだりと、気候が不安定で思わぬトラブルが起こるかもしれないから。

とはいえ、同じ日本の中でも地域によって気候は違いますし、木造・鉄筋などの住居のタイプ、家のどんな場所でハムスターを飼育しているかなど、環境によって温度は変わってきますよね。

目安としては、

  • あなたが部屋の中で「寒い」と感じる
  • ハムスターが寒がる様子がみられる(巣箱の中からあまり出てこない、動作が遅くなったなど)

ようになったら、何かしらの寒さ対策を始めた方がいいでしょう。

ハムスターの寒さ対策12選

では、実際にどんな寒さ対策がよいのか、アイデアやグッズを紹介していきますね!

ハムスターの寒さ対策で気になるポイントは、

  • 効果:防寒効果があるかどうか
  • 安全性:ハムスターにとって安全かどうか
  • 経済性:飼い主にとって経済的な負担が大きくないかどうか

ではないでしょうか。

この3つのポイントについての個人的な評価を交えながらご紹介するので、参考にしてみてください。

寒さ対策の基本編

まずは基本中の基本!最低限やってあげたい寒さ対策を抑えておきましょう。

1.ケージを寒いところに置かない

窓際NGなハムスター

大前提でもありますが、冷え込む場所にハムスターのケージを置いていませんか?

外からの冷気が伝わりやすい窓際やドア付近は避けましょう。

また、冷たい空気は下の方にたまるので、床から近いところもオススメできません。

あなたが過ごす部屋にケージを置いてあげて、一緒に暖かく過ごすのが一番オススメです。

2.床材をたっぷり入れてあげる

床材の中のハムスター

寒くなってきたら、床材を多めに用意してあげましょう。

ハムスターが全身すっぽり床材の中に潜り込めるくらいの量を入れてあげてください。

そうすれば、ハムスターは自分の体温で暖かく過ごすことができます。

注意が必要なのは、見た目にもふかふか暖かそうな、綿を使った床材。

綿が手足に絡みついて怪我をしたり、ハムスターが飲み込んで腸に詰まってしまう可能性もあるとされているので、使用は避けた方がいいでしょう。

飼育ケージの保温性・断熱性を高めよう

  • 効 果:★☆☆
  • 安全性:★★★
  • 経済性:★★★

飼育ケージに保温性・断熱性がないと、熱が奪われてしまって防寒効果が下がってしまいます。

防寒の効果はそこまで高くありませんが、やるとやらないとでは違いが!

特に、金網ケージを使用しているあなたは是非実践してみてくださいね。

3.ケージを段ボールで囲う

ダンボールで囲われるハムスター

段ボールでケージの回りを囲うだけでも、保温効果が違います。

前面だけ段ボールをくり抜いておけば、ケージ内のハムスターの様子も確認できて安心ですね!

4.毛布やタオルをケージの下や周囲に敷く、上からかける

家にあるものを活用するお手軽な方法。

壁とケージの間を埋めるように敷き詰めたり、上からふんわりかぶせて保温・断熱します。

金網ケージの隙間などからハムスターがタオルをかじったり、上にかぶせたタオルをよじ登って脱走したりすることもあるので、ハムスターの手が届かないかどうか確認するようにしましょう。

5.断熱シート・コルクマットを活用する

アルミの断熱シートやコルクマットをケージの下に敷いたり側面に貼り付けましょう。

100円均一でも手に入るので、意外とお手軽にできますよ!

いやぁ~100均は優秀ですね~

部屋全体を暖めてあげよう

なんと言っても、これが一番しっかり暖まるし、温度も一定に保てる効果的な方法です。

あなたと同じ部屋にケージを置いて暖めれば、あなたも暖かくて一石二鳥ですね!

6.ケチらずエアコンを使う

  • 効 果:★★★
  • 安全性:★★★
  • 経済性:★☆☆

効果的かつ現実的!とはいえ、電気代がどれくらいかかるのか気になるところですが・・・

24時間エアコン暖房つけっぱなしの筆者の家の電気代は4,487円でした!
必要なときだけエアコン暖房をつけていた同僚の家の電気代と比べると、+954円と、皆さんが予想するよりは、電気代は高くなかったのかな?と思います。
ただ、前月エアコンを全く使っていなかった時の電気代が、3,005円ですから、エアコン暖房だけで約1,500円の電気代がかかっている事になります。

出典:エアコン24時間つけっぱなし実験!電気代は安いのか?|エネチェンジ

とのこと。

24時間つけっぱなしで1500円なら、アリなんじゃないかな?というのが私の感想です。

電気代が気になる場合は、あなたが部屋にいる時だけでもエアコンを使ってあげてはどうでしょうか?

  • カーテンや断熱シートなどで窓の断熱対策をする
  • ドア下や壁の隙間をふさぐ
  • サーキュレーターや扇風機などで部屋の空気を循環させる

などで、お部屋の暖房効果を高めるのも電気代節約につながりますね。

7.ストーブやファンヒーターは熱くなりすぎに注意

  • 効 果:★★★
  • 安全性:★★☆
  • 経済性:★☆☆

温風や熱が直接ケージに当たると暑くなり過ぎたり、温度変化が大きいので、ケージとの位置関係に気を付けて使用しましょう。

エアコンと同じく暖房効果は高いですが、灯油やガスを使用するものは、火事の心配があるので外出時するときはスイッチOFF!が必要ですね。

飼育ケージ内に暖かグッズを設置しよう

外出でハムスターをお留守番させる時や、夜間あなたが寝ている間などに最適なのが、ケージだけを暖めてあげる方法です。

ケージの内側にグッズを設置する方法は、ハムスターがグッズをかじったりして危険が及ばないか、様子を見ながら試してみるようにしましょう。

8.カイロを入れる

  • 効 果:★★☆
  • 安全性:★★☆
  • 経済性:★☆☆

私たち人間がお世話になることも多い使い捨てカイロ。

ハムスターに中身をかじられないように、ケースに入れて使用しましょう。

ハムスターがかじらなければ、貼るカイロをケージの側面や巣箱に貼ったりして利用することも可能。

ただ、使い捨てなので毎日使うとかなり割高になってしまうのと、最高温度が高くなるのでハムスターが低温火傷をしたりしないよう注意が必要です。

持続時間も限られているので、日常使いよりも病院に行くときなど一時的な移動用に向いていると思います。

9.湯たんぽを入れる

  • 効 果:★★☆
  • 安全性:★★★
  • 経済性:★★★

湯たんぽなら繰り返し使うことができ、ミニサイズのものも増えてきているためケージ内で使用することができます。

ただし、湯たんぽも暖かさは長時間維持できないため、短時間のお留守番など、補助的に使うのが現実的かも。

まずは試しにペットボトルにお湯を入れて作る簡易湯たんぽを試してみてはどうでしょうか?

お湯を入れたペットボトルにタオルを巻いて、ケージの中に入れるだけのお手軽アイデアです。

10.ペットヒーターを使ってみる

  • 効 果:★★★
  • 安全性:★★☆
  • 経済性:★★☆

ケージの中で使用する専用ヒーターも販売されていますよ。

最初の購入には2000円程度必要ですが、電気代は1日数円程度で済むので、エアコンに比べると圧倒的に維持費が安いです。

かじられないようコードも工夫されていたり、防水仕様になっているものもあって便利なグッズですが、ケージにコードを通すためのスペース(穴)があるかどうかなど、飼育環境によっては設置に少し工夫が必要かもしれません。

飼育ケージを外側から暖めよう

ケージを外側から暖める方法なら、コードの通り道を気にする必要もなく、また、グッズをハムスターにかじられてしまう心配もありません。

ケージ全体を暖めるのではなく、少なくとも半分くらいの面積は暖めずに残しておいて、ハムスターが暑いと感じた時に逃げられるようなスペースを確保しておくことがポイントです。

11.ホットカーペット・電気あんかなどを活用する

  • 効 果:★★★
  • 安全性:★★☆
  • 経済性:★★☆

ケージの下にホットカーペットや電気あんかなどを敷いて暖めます。

私が一人暮らしでハムスターを飼っていた時も、外出時はホットカーペットを低温で半面ONにして、その上にケージが少し乗っかるようにしていました。

これらが既に自宅にあるなら、使わない手はありません!

12.ペット用パネルヒーターを使ってみる

  • 効 果:★★★
  • 安全性:★★★
  • 経済性:★★☆

爬虫類や小動物のための専用ヒーターなので、寒さ対策の中では最もハイテクなグッズです。

その時の温度環境に合わせてヒーターの表面温度を自動で調節し、一定の温度を保ってくれるというPTC機能がウリ。

3000円前後で購入でき、電気代は月に100円程度で維持することができます。

何代もハムスターを飼っていくのなら、持っていて損はなさそうです。

ハムスターの寒さ対策まとめ

以上、ハムスターの寒さ対策12選をご紹介しました!

まとめると、寒さ対策では

  1. 最低限の基本、ケージを寒いところに置かず、床材をたっぷり入れる
  2. 防寒効果が最大限高まるよう、ケージの保温性・断熱性を高める
  3. 飼育している部屋全体を暖めるのが最も効果的
  4. 外出時の安全性や経済面を考慮すると、内側・外側からケージを暖めるのも効果的

がポイントです。

部屋やケージを暖めるだけでなく、熱を逃がさないような保温・断熱の工夫を組み合わせると、より効果的に寒さ対策ができますよ。

冬を安心・安全に過ごせるように、早速、ハムスターの寒さ対策を実践していきましょう~!

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毛布の中で暖まるキンクマハムスター

2 件のコメント

  • 初めてコメントします。
    一歳6ヶ月のハムスター女の子です。ベリーと言います。
    一週間前に、何か聞こえると思いベリー確認すると悲しそうな声。調べてみるといびきと書いてあり、
    YouTubeで同じ声の画像発見し少し安心してましたが、いびきかくのでしょうか?

    • 伊勢ルミ子さん
      コメントの返信が遅くなってしまい、大変申し訳ございませんm(._.)m
      ハムスターもイビキをかくことはあるだろうとは思うのですが、あいにく、自分で飼育していたハムスターや診察したことのあるハムスターでは経験がありません。
      1歳6ヶ月で、突然イビキのような音を立て始めたということであれば、場合によっては鼻や肺、心臓などの不調が関係している可能性もあると思います。
      一概には言えないのですが、イビキが続いて心配な様子があれば、動画などに記録して動物病院で相談してみるのも一つかと思います。
      よく様子を見てあげてくださいね。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    獣医師として動物病院で3年間勤務後、転職して会社員に。 アラサー猫好き女子です。 獣医を辞めても、やっぱり動物は大好き! 経験を活かして、動物を愛する飼い主さんや獣医の卵、迷える獣医さんのお困りを解決できるようなブログを目指しています。