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獣医師の恋愛は実らない?獣医師が結婚に苦労する3つの理由

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獣医師をやっていると、だいたい結婚するのが遅れます。
私の同級生(30代前半)でも、結婚しているのは1/3くらいでしょうか。
しかも、男子の方が既婚率が高いです。

今回は、獣医師がなぜ結婚に苦労するのか、獣医師の恋愛・結婚事情を分析してみます。
獣医さんって大変なんです。

理由1.そもそも出会いがない

獣医師は多忙です。朝早くから夜遅くまで仕事をし、家に帰ってゆっくり休もうとしたところで、病院から緊急呼び出しがかかったり、どうしてもプライベートの時間が減ってきます。
いつ、何があるかわからないため、飲み会の予定を入れていたのにドタキャンせざるを得なくなったり、仕事終わりに習い事でもして出会いを…なんてことは夢のまた夢。

こうして生活の大部分を仕事に捧げることになり、必然的に出会いの機会が激減します。
そのため、獣医学生の間では、学生時代のうちに恋人を作っておかないと結婚できない、といった説が囁かれていたりします。

理由2.出会っても続かない

運良く恋人が出来たとしても、そういった不規則な生活をしていると、なかなか恋人との関係が長続きしません。

土日祝日、お盆、クリスマス、年末年始…世間がイベントで賑わう時こそ、忙しく働かなくてはならないのが獣医師です。
恋人と休日が合わず、会えない。
なんとか予定を合わせても、ドタキャン…
休日は仕事の疲労から寝てばかりいる…

特にカレンダー通りのスケジュールで仕事をしている相手とは、なかなか予定が合いません。
獣医師の仕事を理解してくれるような相手でないと、長く関係を続けるのは難しいです。

こうした理由から、獣医師は同業者との恋愛、結婚に落ち着くケースがよく見られます。
中でも男性獣医師と女性動物看護師のカップルは定番中の定番!
仕事に対して理解してもらいやすいですからね。

私は個人的に、同業者と結婚するのが嫌なので、会社員や自営業など、獣医以外の業種の人にばかり恋をしてきました。
しかし、なかなか時間が合わず、すれ違いが続いて破局…というのを何度か経験しています。

また、女性獣医師は、「プライドが高そう」「自分より高収入なのでは」などと男性側からアプローチしづらいと思われている部分もあるようです。
可哀想な獣医さん…

理由3.結婚しても離婚率が高い

今や日本全国的にも離婚率は高くなってきていますが、獣医師の離婚率もなかなか高めです。(統計的なデータはありません。個人的なイメージです。)

離婚率が高いのは、結婚して一緒に暮らしていても、獣医師は仕事優先の生活が続くからだと思います。
子どもの運動会や発表会などのイベントも、休みが取れずに参加できない可能性大。
家族との時間が取れないと、結婚生活を上手く送っていくのは難しくなるかもしれません。

同業者同士で結婚した場合は、2人で開業するカップルが多いです。こうなると、仕事でも家庭でもずっと一緒なので、「時間が合わない」という問題は解決されますね。
しかし、いざ一緒に働いてみると、治療方針など仕事の方向性が合わず、不仲になっていくケースも多いようです。
こうなると、「仕事でも家庭でもずっと一緒」というのは悲劇的です。
こうした結果、離婚という道を選ぶカップルが多いのでしょう。

恋愛・結婚事情まとめ

獣医師が結婚に苦労するのは、仕事優先にならざるを得ないという職業柄の問題があるのかもしれません。
一方、そういった責任感がないと務まらない仕事でもあります。

獣医師がみんな仕事人間というわけではなく、本来は素朴で優しい人が多いと思います。だから、決して恋人や家族のことを疎かに考えているわけではないのです。

獣医師との恋愛・結婚を考えてくれる相手の方には、是非ともこういった獣医師の苦労を理解していただけると幸いです。

担当の獣医さんに恋してしまったあなたは、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

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2016.05.29